1回の処置で取り戻した夢 ― 空手選手・Y君の物語
彼は、高校時代から全国大会で注目されていた空手の若き天才だった。
どんなに強い相手にも怯まず、鍛え上げた身体と精神で戦い続け、大学に進学してからもKO大会で何度も優勝を重ねていた。
将来は日本代表、そして海外挑戦を見据えていた。
だが――その日、運命が変わる。
練習中、相手の強烈な突きを防ごうとした瞬間、右肩に鋭い痛みが走った。
腕が上がらない。力が入らない。
病院での診断は、「肩関節唇損傷」。
医師は冷たく言い放った。
「最低でも2ヶ月は練習できません。再断裂の危険もあります。」
彼が出場を目指していたのは、2週間後の国際大会。
「夢を懸けていたのに…終わった。」
ベッドで俯いた彼の目から、静かに涙がこぼれた。
それでも、あきらめきれなかった。
仲間の勧めで、彼は私たちのもとを訪れた。
希望というよりも、最後の頼み――その表情には、どこか絶望の色が残っていた。
1回の処置で…肩が動く？
初回の処置は、GS4を用いた自律神経の電流調整（DSR）と、Super SSR®（SP）による筋膜の最適化。
わずか10分後、彼の右肩に変化が起きた。
「あれ？……動く。……痛くない…？」
本人も、私たちも、一瞬言葉を失った。
その日の夜、彼からLINEが届いた。
「肩が軽いです。…本当に夢じゃないかって、思っています。」
2回目の施術では、深部圧痛の残存部にBPを貼付し、可動域・痛みともにゼロへ。
彼は予定通り大会に出場し、予選から決勝まで圧倒的な勝利を重ね、見事、優勝。
「もし、あの治療を受けていなかったら――」
後日、彼は私にこう語った。
「夢を追うって、実はすごく怖いんです。
でも、あのとき“もう一度、やってみよう”と思えたのは、
治ったからじゃなくて、支えてくれる誰かがいたからだと思うんです。」
彼の未来は、今も続いている。
あの日、痛みと絶望の中にいた青年は、今は指導者として後輩を育てながら、再び世界を目指している。
「痛みが消えた」その先にあるもの
私たちが目指すのは、“治療”ではない。
その人の未来を取り戻す支援だ。
スポーツの世界で生きる若者、再起を懸けた選手、
そして、苦しみの中で生き方さえ見失いかけた人々へ――
Super SSR®とDSRは、
「人生を変える力」を、静かに、しかし確かに届けています。
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